大学で友達ができず寂しくなる原因と対処法

大学で友達がいなくて寂しいと感じることはありませんか?

友達をつくるためにサークルへ行ったりして一時的に話す人はできても、心の底から仲良くできる、一緒にいられる友達はなかなかできないですよね。 

筆者も大学で友達ができずに、周りで楽しそうにしている人を見てよく落ち込んでいました。

その時筆者は、対策として「食事、運動、睡眠に気を遣うこと」と「心の底から好きだと思えることをする」という2つのことを実践して寂しさを克服していました。

そんなことでこの気持ちは無くならないよ〜と思う方もいるかもしれませんが、効果は絶大です。

そこでこの記事では、「大学で友達がいなくて寂しくなる原因」と「寂しさを和らげる方法」について解説します。

大学で友達がいなくて寂しいのは他人軸になっているから

 大学生活を送る中で「みんな友達がいるのに自分だけ友達がいなくて寂しい」「孤独感を感じる」「友達がいないのは自分がおかしいんじゃないか…」などと思う人は多いのではないでしょうか。筆者も大学で友達ができず、サークルや大学の授業で輪を作って楽しそうにしている人を見て、疎外感を感じて落ち込んだこともありました。なんだか自分の価値が否定されているようで、漠然とした寂しさを感じていました。その当時は「友達がいないことが寂しさの原因で友達さえできればこのモヤモヤは消える!」と思っていたので、友達をつくるためにインカレサークルに顔を出したり、単発のアルバイトに入ってみたりしました。一時的に話す友達(?)のようないわゆる”よっ友”はできましたが、寂しさや疎外感は消えることはありませんでした。

結局、心を許せる友達という存在ができることはありませんでした。しかし、あることをしてから孤独感が消え(正確には心に孤独の居場所ができ)、寂しさを感じることもなくなりました。筆者が行ったことは後述しますが、その前に筆者がたどり着いた寂しさを感じる原因についてお話しします。

 筆者は寂しさや疎外感を感じる原因は、友達がいないことはなく他人軸で物事を捉えているからだと考えています。

 なぜなら人は他人軸で物事を捉えると、他人の価値観周りの様子を重視して自分にとって本当に大切なことが見えなくなってしまいます。その結果、自分の価値観ではなく、周りと比べることで自分の幸せを測るようになってしまうのです。
 具体的には、大学で楽しそうに話している人やインスタグラムのストーリーを見て「周りの人はあんなに楽しそうにしているのに、私にはなんで友達ができないんだろう」「友達がいないなんて自分はおかしいのかもしれない…」と感じることはないでしょうか。こういった感情は、自分の状況と周りの状況のギャップ(=違い)を認識することで生まれています。この周りと自分のギャップが寂しさの原因です。

 つまり、友達がいなくて寂しさを感じる原因は、他人軸で周りの人と自分を比べていることなのです。

 次に、寂しさを和らげる方法についてお話しします。どれも即効性のあるものですのでぜひ試してみてください。

寂しさを和らげる方法

 寂しさを和らげるには、メンタルケアに加えて身体的なケアが重要です。なぜなら、心と体は密接に関係していて、体が健康でないと心も健康な状態ではいられないからです。ここでは、寂しさを和らげる方法を体と心の観点から2つ紹介させていただきます。

方法1 食事、運動、睡眠を意識する

 寂しさを和らげるためには、体の健康が最も重要です。自分の心理状態をチェックしない人は無自覚なことが多いですが「鼻が詰まっている」「肩が凝っている」などささいな体の不調でもストレスが溜まっています。それ自体ではメンタルが落ち込むことはないですが、着実にストレスは溜まっていて、蓄積が多くなるに従ってメンタルへの影響も大きくなります分かりやすい例だと、風邪を引いて寝込んでいるときにメンタルが落ち込んでしまうのは体と心が関係していることを実感できる典型的なものです。
 つまりメンタルと体は互いに影響しあっているので、寂しさを和らげるためには、まず体の調子を整えることが必要なのです。

 体の調子を整えるために、最も簡単な方法は食事、運動、睡眠を意識することです。3食必ず食べる (朝食を抜いたりするのはNG)。毎日30分ウォーキングやランニングなどの簡単な運動をする毎日7時間から8時間の睡眠時間を確保する。といった基本的なことを意識するだけで体の健康を維持することができます。ポイントは毎日無理なく続けることなので、急にハードな運動をすることはおすすめしません。続けられる範囲の簡単な運動でも十分効果を感じられるでしょう。

方法2 自分が心から好きと思えることをする

 方法1の「体の健康」が土台にある状態で自分が心から好きと思えることをしてみましょう。この時に大切なのは、本当に自分がしたいことをすることです。高校生、大学生と年齢が上がるにつれて自分の好きなことから離れてしまった人も多いと思います。自分が心から好きなことは小学生や中学生のときに熱中していたこと時間が経つのを忘れて取り組めることから見つけられることが多いです。「ゲームに熱中していた」「プラモデルを作るのが好き」「旅行に出かけるのが好き」「歌うことが好き」などどんなことでも良いので、自分らしく楽しめることにもう一回時間をかけてみてください。

上記で紹介した2つの方法はとてもシンプルですが、体と心の両面からアプローチすることでメンタルを強力にサポートしてくれます。寂しさを和らげたいと思っている人はぜひチャレンジしてみてください!

さて、ここまで寂しさを和らげる方法を紹介しました。これらの方法はメンタルを整えて寂しさを和らげることに強力に働きますが、最初にもお話ししたように大学で友達がいなくて寂しいのは本質的には「他人軸で物事を捉えているからです」この根本的な問題を解決することで、寂しさを乗り越えることができます。最後に寂しさを乗り越えるために私が行った”あること“をお伝えしようと思います。

寂しさを乗り越える本質的な方法とは

他人軸はメンタルを悪化させる

 冒頭でもお話ししましたが、寂しさを感じる原因は他人軸で周りの人と自分を比べていることです。なぜなら、周りの人と自分を比べると他人にはあって自分にはないもの (こと)に目が入ってしまい、それを持っていないことから不幸を感じてしまうからです。友達の多い少ないや濃い関係、薄い関係だけでなく、実家が太くお金がある学生と反対にお金のない学生もいます。全てのことに対して相対的に比べてしまうと、自分が周りと比べて劣っているのでは?と勘違いしてしまうことにも繋がるでしょう。こういった人との違いは決して優劣ではなく”特徴の違い”なのですが、なかなかそれを腹落ちするまでには時間がかかると思います。なので相対的に比べるのではなく、自分の中に確固たる自分軸をつくり、自分が幸せを感じるのは何かを考えることに集中するのをおすすめします。そうすることで自分の価値観で判断することができるようになり、周りの様子を見て寂しさ感じたり、不幸になったりすることはなくなります。

 最後にどのように自分軸をつくるかについてお話ししようと思います。

自分軸の作り方

 大学で友達がいなくて寂しいという悩みの根本的な原因は、他人軸で物事を捉えているからだとお話ししました。ここでは、他人軸をやめて自分軸つまり自分の価値観で物事を判断できるようになる方法をお伝えしようと思います。
 その方法とは、価値観マップをつくることです。価値観マップは、以下の画像のように質問に対して「なぜ?」を繰り返し、回答をして深掘りすることで自分の価値観を知ることができるツールです。
 価値観マップを作ると、自分が本当に大切にしていること望んでいることどんな人生にしたいかを知ることができ、その名の通り人生のマップ=地図を作ることができます。ひょっとすると「自分の価値観ぐらいわかってるよ!」という方もいるかもしれませんが、一度目で見てわかるマップにしてみると、自分でも気づいていなかったことや、より自分によって優先度の高いことが見つかるかもしれません。

 価値観マップを作り、自分にとって本当に大切なことを見つけることができれば、周りの人と自分を比べて寂しさを感じたり、不幸になったりすることはなくなります。筆者も、大学で友達ができず自己嫌悪をしていた時もありました。しかし、価値観マップを作ることで自分が本当に求めていることが何かを知ることができました。その結果、寂しさや不安な気持ちを乗り越えて自分にとって大切なことに集中できるようになりました。

まとめ

 大学で友達がいなくて寂しいのを和らげるには、① 食事、運動、睡眠を意識する② 自分が心から好きだと思えることをするという二つを実践することが効果的です。ただし、これは一時的な解決策に過ぎません。

・根本的な問題を解決するためには、他の人と比べて (他の人には友達がいるのに、自分にはいないと考えること)物事を捉えることをやめることが大切
・他人軸をやめて自分軸に変えるには、自分の価値観をしっかりと知る必要がある
→自分の価値観を知るために価値観マップを作る


価値観マップをつくる方法は、こちらの記事で詳しく解説しています。
→ 追記します

また、筆者が自身の価値観や自分軸をつくる上で参考にした書籍を以下のページで詳しくまとめています。
→追記します

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